Minds blind
Empty eyes
Cracked Smiles
Blank tongues ablaze
Web上で遊べるGatewayというゲームとその続編Gateway2の感想を以前書いたんですが、
最近キーワード検索してくる人が多くなりました。それもそのはずで、感想を書いた頃に遊べたNewgroundsではもう見つからなってから時間が経って、
MiniclipGamesで最近遊べるようになったんですね。
再度遊べるようになった記念ということで、攻略っぽいことを書きます。間違えてるところあったらすみません。恥ずかしい拙訳付き。
Gateway:主人公は黄色い人
1つ目:動かし方の説明
2つ目:物の取り方、置き方など説明
3つ目:アイテムは組み合わせることができるという説明
4つ目:上下する床。スイッチを押すと下がっていた床があがり、上がっていた床が下がる。スイッチには範囲があり、左のスイッチから、
左2つが上下、左3つが上下、右3つが上下、右2つが上下となる。組み合わせて全部上にして進む。一番簡単なパターンは両端か。
5つ目:3つの床。色を出口のやつにあわせればOK。
6つ目:効果音がメンタル的にくるものがある。望遠鏡をのぞくと右側の部屋に灰色の人が寝ている。
2度目に見ると灰色の人が窓際にいる。3度目で「peeper」(のぞき屋)と書かれている。裏返しにすると数字(739339)になる。
その数字を打ち込めばOK。
7つ目:非現実的周期条件。反対側を倒すには同じ色にして左側へ。
8つ目:ここらもおどろおどろしくて効果音良い。階段を作る。場所と高さを置き場所と重りが示す。
9つ目:ドライバーでふたを開けて延長コード接続。TV見る。ここにはある家の各場所が写っている
(そのうち2つは6つ目の部屋で望遠鏡の左右で見ている)。登場人物は青、灰、オレンジの3人。オレンジの人が登場する順に入力するが、
1つだけオレンジの人が登場しない絵がある。人が外からくる場合にどの順で通るか考えればOK。
これらの景色と人物はゲームを進める上ではあまり重要では無いがゲーム内の物語において重要である。
ch1:06-99 camera 1 ベッドで寝ている青い人
ch2:08-97 camera 2 ソファーで寝ている灰色の人。
ch4:06-95 camera 4 台所
ch5:02-92 camera 5 玄関
ch7:08-98 camera 7 階段の踊り場
ch9:06-99 camera 9 家の外
10個目:色が変わる床6個。上にはそれぞれ電球。電球は場所ごとに点滅する回数が異なるのでそれに注目。数を数えて、色に対応させる。
Gateway:終了。しかしこれだけでは何のストーリーかわからんのでGateway2へ。
Gateway2:主人公は灰色
中央の部屋:初手から素敵な効果音。ダウナーな人にどうぞ。ビデオ、TVと4つのGatewayがある。
ビデオとTVについては最初何もできない。入れるGatewayは一番左側のみ。ここでは便宜上左側から1,2,3,4と番号を振る。
1−1:単なる通り道
1−2:バスルーム。手鏡ゲット。部屋の鏡を見る。水とお湯の蛇口をひねることができるが、お湯をひねると・・・
数字を入力してビデオテープゲット。ちなみに便座の蓋も上げ下げできるし、流せます。ゲーム進行には関係ありませんが。
再び1−1:オレンジの人がいた!巨大な眼が見つめる。手鏡を使って撃退。この眼は何なのか?何を意味するのか?
と考えながらプレイするとより楽しめます。
中央の部屋:1つ目のビデオ再生。2つの映像が入っている。transferでTVのchに映像が登録される。chを選択し、
playで再生。日付とカメラ番号が書いてある。日付は日/月です。
1ch:01/11 camera 1 オレンジの人は写らないTVを前に、ただ座っている。青い人
(多分男)がやってきて、名前を呼ぶ。オレンジの人はローラ(Laura)というらしい。男は、画面外の第三者に、「彼女は聞こえてるのか?
」と聞く。何事か答える第三者。
「そうだな・・・」
「聞こえているかどうかわからないけど・・・」
「医者が言うには、僕がすべきことは・・・つまり・・・何を見てるんだい?チャンネルを変えて欲しいのかい?
1日中ずっと見ているだけっていうのは・・・
それじゃまるで・・・」
「・・・さよならを言いにきたんだ、ローラ」
「バスがもう1時間もすると出発する。いつ戻るかはわからない」
「もし君がもっと良くなっていたら・・・つまり、君が良くなったら僕達は・・・」
「・・・君がこんなふうになっているを見てらんないんだ。なんで君はそんなふうになったんだ?君はあの事故には関係ないんだ。
わからないのかい?あの人を車に無理やり乗せたわけじゃない、そうだろう?無理やりそうさせたなんて信じられない。例え死んでも、
君はあの人に束縛されているんだな」
「僕は・・・・・・すまない」
何も反応しないローラから歩き去る男。
2ch:06/12 camera 2 ローラはバスルームにいる。
洗面所に入ってくる赤い人。ローラの母らしい。
「お母さん、使おうとしていたところなのよ!」
「前は私がここにいても気にしなかったのに」
「あたしはもう子供じゃないわ!」
「いいえ、あなたは急に育ったから、すっかり今どきの若い娘になったのよ」
「お母さん・・・」
「そのうち、汚れをしらない肉体に触りたがる若い男の気を引くようになるわ」
「お母さん、やめて!」
「でも、私がそうはさせないわ!」
「ちゃんと成長させてよ」
「恩知らずな子にならないで!あなたに良かれと思ってしているのよ」
「・・・」
「私があなたの面倒を見てこなかったとでも?私達親子にとって一番良いことをしていなかった?」
「・・・」
「そんなことは理解できないわ」
「はい、お母さん、ごめんなさい」
「それでいいのよ。話は終わったわね。ちゃんと洗うのを忘れないようにね」
4−1:乗ると一定箇所が透明/不透明に反転する床(左から1〜6とする)。全透明にして渡る。1:1,5、2:2,4、3:3,6、4:
4,6、5:2,5、6:5,6。
4−2:家の玄関。ライター、新聞を取る。絵を見る786。ドアはロックされており、鍵が反対側に刺さっている。
引き出しを開けるとドライバーが入っている。
新聞紙とドライバーを使って鍵ゲット。ドライバーのみだと、「反対側に落とすのはいいけど、どうやって取るのかな〜」と言われる。
鍵ゲット後、ドアを開け外に出る。暗闇を右に歩き続けてビデオテープゲット。
再び4−1:ローラがいる。全部透明に戻して左側に戻る。
中央の部屋:ビデオは2クリップ。
3ch:01/04 camera 3 ローラはガレージにいる。
男がやって来る。
「もう会えないかと思ったよ」
「あ・・あたし、他の誰に話せばいいかわからなくて」
「どうしたの?ローラ」
「お母さんよ。具合が悪いの。ずっと家で座ってるのよ。時々自分自身にしゃべってるのも聞いたわ」
「精神科医に見せたりはしようとした?」
「一度だけ。でも良くならなかったわ。あなたもわかるでしょう、あの人がどんなに・・・」
「うん。通りの向こうからでも聞こえるくらいだからね。うるさいことこの上ない・・・」
「いつもそうだったわけじゃないの」
「前は数学の講師だったんだろう?」
「ええ。でも働いてたのはずいぶん前よ。あたしを育てたこともあまり助けにならなかったみたい・・・」
「あの人がああなったからって自分を責めちゃいけないよ?」
「・・・」
「自分を責めてるの?」
「マイク?」
「なんだい?」
「まるで小さすぎる鉢植えに入ってる植物みたいな気分なの。あの人から離れたがってるあたしって最低の人間なのかしら」
「違うよ。とても普通の人間ということだよ」
「助けてくれる?」
「うん」
4ch:24/03 camera 4 ローラは台所にいる。
何かをつぶやく母。
「何か言った?お母さん」
さらに何かをつぶやく母。
スタスタとやってくる母。
「ご・・・ごめんなさい、あまり良く聞こえなくて」
「あなたがまたあの男の子を見てたのは知ってたわよ」
「違うわ、お母さん・・・」
「私が見ていない間にどうにかして合図を送っていたんでしょう」
「も・・・勿論違うわ、お母さん、お母さんの単なる思い込みよ」
「私の?」
「・・・」
「あなたは大人になって、もう年老いたあなたの母親は要らないってわけね。すり減った靴みたいに私をポイと投げ捨てようとしてるのね」
「いいえ、お母さん、あたしは・・・」
「私の小さな娘でいることだけじゃもう物足りないんだね?」
「・・・あたしはいつだってあなたの小さな娘よ、お母さん」
「よろしい・・・もしあなたが離れるようなことがあったら、私が何をするかわからないから」
3−1:電灯と電話(ローラ編)。点けたり消したりできるスタンドと電話、メモ、シャープペンシルがある。
メモには大きな目玉の絵が書いてあり、その下に
「お母さんが見てる。注意しないといけない。・・する前に3回点滅させて」と書いてある。
シャープペンシルで下の部分を塗ると、「電話」とあり、その下に大きく8桁の番号が浮かんでくる。
3回スタンドの電灯を点滅させたら、向こう側も点滅するので、受話器を上げて8桁の番号をダイヤルする。
すると受話器から一定の音階が聞こえてくる。右側のドアが開く。
3−2:電球とスプリンクラー。
スプリンクラーをライターで動作させる。
3−3:台所。雰囲気怖い。ビデオテープゲット。
ドアが閉まって、巨大な目玉が見てる。
監視から逃れるため、冷蔵庫の扉を開けて身を潜める。
再び3−2:電球の下に立って鏡で虹を作る。
この組み合わせを左側ゲートウェイの6つの色の組み合わせに使う。青、紫、黄、緑、赤、橙の順(だったかな)。
鏡で作った虹の色と微妙に違う感じがするので注意。私は最初のクリア時かなり長い時間はまった。
再び3−1:そのまま戻る。
中央の部屋:ビデオは2クリップ。
5ch:03/06 camera 5 交差点の角。柱に衝突した車。
6ch:04/01 camera 6 ローラと男が玄関で話す。
「家まで送ってくれてありがとう、マイク!」
「どういたしまして」
「また明日」
「またね」
出て行くマイク。玄関の扉を閉めるローラ。
と、すぐにローラの母親がローラに近づく。
「今のは誰だったの?」
「マイクよ。通り向こうに住んでる近所の息子さん」
「知ってるわ。でも、あの男の子と一緒に何をしてたの?」
「ただ学校から送ってくれただけ、それだけよ」
「それが初めのやり方よ。次にはあなたに汚いやり方をさせるようになるに決まってる」
「いいえ、彼は本当にいい人よ!彼はそんな人じゃないわ・・・」
「そんな人なのよ、あいつらはみんな!そんな事しかあいつらは考えてないのよ!」
「でも、彼は私の友達で・・・」
「忠告したとおりよ。もう2度とあの男の子に会わないで頂戴。わかった?」
「でも、お母さん・・・!」
「この事についてはもう聞きたくないわ、お嬢さん」
別々の方向に歩いていく母娘。
2−1:算数と電気ショック。左側ゲートウェイに「24 79 163」と書かれている。
窓の向こうを見ると、頭になにかをつながれた青い人物(マイク?)が座っている。その前に機械がおいてあり、表示は(空欄)+(空欄)=
(空欄)となっている。こちらで操作できるパネルに1〜9の数字入力、PUNISH(懲罰)ボタンとRESET(リセット)ボタンがある。
そして、スピーカーがついている。
何か数字を入れると、その答えを回答する。
正解であることも間違っていることもある。
リセットを押すと、表示がクリアされる。
えーと、これはS度診断テストですか?
正解でも間違いでも(問題を与えてさえいなくとも)
懲罰ボタンはいつでもその効果を発揮する。
同じ問題に対しては少し異なる解答をする。
そして、左のゲートウェイを開ける方法は、
24 79と入力して24+79=163と回答させることではない。(最初私は間違って延々懲罰してしまった。
嫌な気分になることこの上なし)
機械の上にある3つの電球を点灯させれば良い。
2−2:電灯と電話(マイク編)。
点けたり消したりできるスタンドと電話、メモがある。真ん中に望遠鏡が置いてある。メモには3本の線と2個ずつの点が打ってある。
この線を下から1-3とする。
望遠鏡で覗くと、3−1の部屋が見える。右側を見ると、ローラがやってきて、ランプを3回点ける。こちらもランプを3回点けると、
向こう側に灯りが見える。もう一度望遠鏡で覗くと(ちょっと望遠鏡で見るところを動かすと)ローラが動いて、電話をかける。
呼び出し音が鳴り、受話器を取ると、嫌〜な音が受話器から聞こえてくる。メモをヒントにプッシュホンボタンを8回押す。
左のゲートウェイが開く。もう一度望遠鏡を見ると、ローラが左側の方へ歩いていく。
3−3:TVと番号。
4−2の部屋にあった絵の番号順にTVのチャンネル切り替え。ビデオテープゲット。
再び2−2:特に何もない。
再び2−1:ローラがいる。
最後、中央の部屋:ローラが自分(灰色の人物)に語りかける。
「あたしのテープを全部見つけてくれたのね!とうとう、あたしはあの人をこれっきり頭の中から追い出すことができるわ!」
枠を残して消えるゲートウェイの入り口。
「お母さん?ああそんな、あの人がここにいる!早くテープを使って、あの人が−−」
歪んだ力が作用して倒れるローラ。
テープを転送して再生する。クリップは3つ。
7ch:28/05 camera 7 階段の踊り場。ローラとマイク。
「勿論、最初の2〜3ヶ月はつらいだろうけど、僕は本当にもし僕らが−−」
「あ・・・あたし、あなたとは行かない・・・」
「何?どうしてだい?」
「お母さんよ、悪くなってるの」
「だめだ、ローラ。それは君を支配する別の手段なんだよ、わからないのかい?なにか症状が現れたふりをすれば、
君は喜んで思いのままにされるだろう」
「違うわ、マイク。あなたはあの人を知らないのよ」
「知ってるさ、あの人は君が自分の人生を過ごさせないようにしてるんだ。自分の子供にそんなことをするなんてどんな母親なんだ?」
「ただ自分で離れられないだけなの。もし出て行くなんて言ったら、何が起こるかなんて神様しかわからないわ・・・」
「何だって?あの人は今自殺するって脅してるのか?そんな精神的脅迫はやっぱりやめさせるべきだ。
そうじゃなきゃ君は永遠にあの人の囚人でいるまま終わってしまう」
「そ、そうね・・・話してみるわ」
8ch:03/06 camera 8 家の外。車が駐車している。
家から出てくるローラの母。車に乗り込もうとする。
ローラが呼びとめる。
「お母さん、車の運転なんてしてはだめよ!」
「あなたは自分が成長するのを私が許さなかったと言ったわね?あなたは私から離れたいとも言ったわね?」
「今何をしてるかわかってないのよ、お母さん!」
「あなたに送る最後のお優しい贈り物ですよ・・・問題を両方とも解決して・・そしてあなたを解放してあげる」
車に乗り込み、走り去るローラの母親。
とり残されるローラ。
「お母さん?」
9ch:03/06 camera 9 台所。ローラと母親。
「あのよだれを垂らした男の子のことよ。違う?」
「彼はいい人よ、お母さん!きっかけさえあれば、お母さんもきっと好きになるわ!」
「好きになるですって?!うちの家族をこんなにしたあとでも?あなたを私に歯向かわせるようにしむけてるのに!
灯りをチカチカする合図でこっそり会ってたのを私は知っていますよ。」
「彼は何もしてないわ、お母さん!もしうちの家族を傷つけている人がいるとすれば、それはお母さんよ!」
「私がしてきたことはみんなあなたを護るためなんですよ!」
「でもその方法は?お母さん。どうして彼のことを秘密にしなければならなかったか考えてくれないの?
あたし自身の人生を生きようとしているのに、お母さんのせいで息苦しくなるわ」
「全てあなたが良い人になるためのことよ、わからないんですか?」
「いいえ、違うわ!あなたの妄想から来る恐れのせいで、あたしはこの家に囚われ続けているのよ。でも、
成長して自分の人生を生きるときが来たのよ。あたしはここを出るわ!お母さん」
「誰が私の面倒を見るというの?」
「あたしはお母さんが必要なたぐいの面倒は見られないわ。あたしもお母さんも分かっているはずだわ」
「本気で出て行こうとしているの?私が何をするかわかってて?」
「ただの脅しはもう効かないわ」
「ただのだって?」
「お母さんは助けが欲しいし、あたしはあなたから離れたいのよ。それが私達二人にとって一番良い方法だわ」
「あんたがこのことを自分で許せればいいと思うけどね」
台所から歩いて出て行く母親。
「お母さん?」
追いかけるローラ。
TVから出ているワイヤーを取る。ローラに近寄る。
ローラの胴体には1〜9のボタンがついている。
ローラの側面にプラグを挿す穴が開いている。
ワイヤーをその穴に挿す。
ローラの顔が開いてTV画面になる。
そこで今まで見たクリップの1〜9が起きた順序でボタンを押す。
ローラが起き上がると同時に、母親が透明な姿を現す。
「お母さん?あたしは今はわかるとおもう・・・車に乗るときに、あたしを解放してあげるって言ったわ、
あたしをもっと囚われるようにする代わりに。でも、この映像の断片を見て、あたしはこれが自分の過失じゃないと自覚したわ。
あなたが言い訳を考え出す以前に、遅かれ早かれそうなっていたわ。今はわかる。そして、あたしはもう自分を責めたりしない。
この牢獄を出て自分の人生を生きる時が来たのよ。私はあなたを許します。」
消える母親の幻影。
自分(灰色の主人公)に向きなおるローラ。
「断片をつなぎあわせて私を助けてくれてありがとう。あたしはあまりにも長く、この罪の意識に囚われていたわ。でも、もういかなくちゃ。
あなたが私を許してくれるといいんだけど」
正面から通路が現れる。
「ここが出発の場所よ。さようなら」
歩いて行くローラ。
同じ道を歩いて行くとエンディングとなる。
おどろおどろしい効果音が延々続いた後のエンディングの音楽は逆にしっとりとしていて余韻を感じさせます。
しかしGateway2の主人公である灰色の人物は誰だったんでしょうか?
Gatewayではソファーで寝ていた(その後、「のぞき屋」と書いた)人物と同一なのでしょうか。
難易度は必ずしも高いわけでは無いのですが、良いゲームでした。